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【レビュー】「年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの対話術」(和仁達也)

こんにちは!
管理栄養士の北村絵梨子です。

「この本読んでみれば?」

ある先輩管理栄養士さんに1冊の本を紹介されました。

著者は和仁達也さん。先日、私が参加してきたセミコングランプリ2019でもコメンテーターをされていた方です。


この写真の中には和仁さんはいらっしゃいませんが…

コンサルタント、以前から興味はありました。
普段から人と話す機会も多いのと、「対話術」というものに興味があったので、読んでみることに。
今日は本について感じたことを書いていきます。

もくじ

本の中で述べられている「コンサルタント」とは何なのか?

本を読む前は、コンサルタントって上から目線で仕事をする人、教える人だと思っていました。
(かなりの偏見ですね…。)


「知らないことを教えてくれる」というと聞こえはいいですが、少しコンサルタントの思う方へ誘導するというイメージもあったかもしれません。
ですが、本を読んで180度考えが変わりました。

コンサルタントとコーチングとの共通点~話を聞くこと~

私は栄養指導のスキルアップのために、コーチングの勉強をしていました。
コンサルタントの会話術には、コーチングのノウハウが存分に活かされているのです。

特に共通点を感じた部分は、話を聞くことが大前提であるということです。
コンサルタントの仕事の80%が相手の話を聞くことである、と本の中にも書いてありました。
相手と同じ景色を見れないと、お互いにどうしたらよいのかわからないんですよね。

コンサルタントと管理栄養士との共通点~上から教えるというイメージ?~

先程も触れましたが、コンサルタントって、「先生」というイメージが大きいのではないでしょうか。
専門的な知識を使って、アドバイスをするというイメージです。

もしかすると、管理栄養士に対するイメージも一緒なのではないかと思います。


実際、栄養指導でお会いする方の中には、「注意されるんじゃないか」と思われていた方もたくさんいらっしゃいます。

私も含め、現場で働く多くの方が、食事量が多い、お酒の飲み過ぎ、運動不足など、悪いと思われているところを表面上のみで見つけ、改めてもらうために、聞いてもいない知識やアドバイスを繰り返すことをしているように感じます。
どうして食事量が多いのか、お酒をを減らせないのか、運動する時間がないのかを聞いていかないと、本当に相手が必要なものを提供できないのではないでしょうか。

つまり、話を聞き、何に困っているのかを言語化するといった、相手の困りごとに応じたものを、私達が提供するというマッチングスキルが必要なのではと感じます。

おすすめの本もう1冊

というより私が読みたいのですが、実はもう1冊おすすめしてもらっています。

ぜひ、機会があれば読んでみようと思います。

ABOUT ME
北村 絵梨子
約5年間勤務した弁当給食施設を退職し、現在、フリーで活動中。 様々な活動に取り組んています。 【主な実績】 ・メタボの方への栄養指導(約1600件) ・セミナー講師(特定保健指導や美容栄養に関して) ・美容栄養に関するコラムの監修  など