こんにちは。北村絵梨子です。
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栄養指導中、相手の行動に対して「なんで?」と思うこともたくさん出てきます。
例えば、
- 毎晩ポテトチップスを1袋食べてしまう
- 気がついたらビールの缶が何本も転がっている
と言われると、栄養指導をしている人なら「えっ?」と思ってしまいますね。
自分自身や、栄養士の常識で物事を判断してしまいがちです。
予想外の答えのあと、次に出てくる言葉が、
になる方も多いのではないでしょうか。
ここで、「なんで?」という言葉を言われたときのことを思い出してみてください。
子どもの頃に親や先生に怒られたとき、上司に叱られたときのイメージが出るのではないでしょうか。
つまり、知らず知らずのうちに、栄養指導で「怒られている」というイメージを、相手に与えているかもしれません。
今日は栄養指導の中で避けたい言葉について書いていきます。
読むことで、栄養指導の中で気持ちよく相手に話してもらえますよ。
「なぜ」や「なんで」を使わない理由
結論から言いますと、栄養指導では、「なぜ」や「なんで」は使わないのがよいです。
「なぜ」、「なんで」は、尋問のように聞こえてしまうのです。
理由を言わないといけないという強制的なイメージも持たれてしまう可能性も。
でも、相手の行動に対して理由を聞きたいときもありますよね。
どんな言葉を使って聞けばいいのでしょうか。
理由を聞くときは「なに」や「どのように」を使う
理由を聞きたいときは、「なに」や「どのように」を使うようにしましょう。
例えば、
というように使います。
私自身の感覚ではありますが、「なに」と聞かれると、一生懸命に理由を考えてくれるので、ただ行動を提示するだけでない栄養指導が出来るようになります。
まとめ
栄養指導では、「なぜ」や「なんで」は出来るだけ使わないようにしましょう。
「なに」や「どうして」と聞くことで、栄養指導の中で、たくさん相手に話してもらえます。

「なぜ」や「なんで」は口癖になっていることが多いです。ぜひ日頃の会話から「なに」、「どうして」に言い換えてみましょう。