仕事について

管理栄養士の仕事とは~栄養指導に対する思い~

こんにちは。
管理栄養士の北村絵梨子です。

私の仕事の一つはメタボのおじさまに保健指導をさせていただくことです。
実は、栄養指導の仕事に付くことは私の夢でした。
今日は、私の栄養指導に対する思いをお伝えします。

私の大学時代 ~栄養指導に感銘を受けた瞬間~

最初のきっかけは、大学での臨地実習です。
初めはふさぎ込んでいた糖尿病の患者さんが、栄養指導の中で笑顔になっていきました。
「私も栄養指導でいろんな人を笑顔にしたい」と感動したのを今でも覚えています。

卒業後は、大学での助手や、弁当給食施設での栄養士など、直接栄養指導の現場に入ることはありませんでした。
ですが、「栄養指導がしたい」という思いは年々強くなったのです。

会社の退職、個人事業主としてのスタートを切るなどいろいろありましたが、7年後、2016年8月から実際に栄養指導(特定保健指導)をすることに。
ようやく夢が叶いました。

栄養指導のリアル ~マニュアルと現実のギャップ~

初めての栄養指導はしっかりとしたマニュアルもあったので、そつなくこなすことは出来ました。
ですが、実際には生活習慣の聞き取りで精一杯。うまく指導が出来ず、涙することもありました。

与えられた件数をこなすことで、秋頃には徐々に栄養指導に慣れてきました。
しかし、栄養指導の場は様々な人とお会いする場。
やる気のない対象者に食事内容や運動習慣などの質問や、生活習慣改善に向けての目標を考えさせる栄養指導に、疑問を感じるようになりました。

モヤモヤしていた中、先輩管理栄養士の栄養指導講座を聞く機会に恵まれました。
話の中で、私の栄養指導は、ただ目標を決めるだけ、やっつけ仕事であったことに気が付いてしまいました。

たくさんの話が聞ける栄養指導を目指して ~フローチャートとの出会い~

そこで、講座の中で頂いたフローチャートに基づき、対象者自身の話を聞くことに重きを置いた栄養指導を実施してみました。
すると、

「心に寄り添ってもらえた」
「人生を変えたい」

とありがたい言葉をいただけるようになったのです。
私自身、やりがいもアップしましたし、今まで以上に対象者と話をすることが楽しくなりました。

ですが、話を聞くだけでは終わりません。栄養指導としては不十分です。
栄養指導のゴールは、やる気を引き出し、自ら生活習慣を変えること。

話自体は楽しかったのですが、ただ世間話をして終わることもありました。
数ヶ月後にお会いすると、具体的な行動につなげることが出来ずに、何も変化がないこともありました。
行動にうまくつなげられないことへの壁にぶつかってしまったのです。

より栄養指導を楽しみたい ~ステップアップとしてのコーチングとの出会い~

このままでは良くない、もっとやる気を引き出したいと、コーチングの勉強を始めることにしました。
質問の仕方や目標設定のコツ、セッションの進め方を理論で学び、実際の現場で使用していきました。
より深く対象者の話を聞き、やる気を引き出せるスキルや、マインドを学ぶことで、

「明日から禁煙にチャレンジします」
「栄養指導を受けてよかった」

との声も多数いただくようになりました。
たった30分で、前向きな気持ちになってくれたことは本当に嬉しいですし、励みになります。

現在も栄養指導の現場で、日々悩み、考えながら、相手ができること、幸せであることをモットーに仕事をしています。

ABOUT ME
北村 絵梨子
約5年間勤務した弁当給食施設を退職し、現在、フリーで活動中。 様々な活動に取り組んています。 【主な実績】 ・メタボの方への栄養指導(約1000件) ・セミナー講師(特定保健指導や美容栄養に関して) ・弁当給食施設の栄養監修 ・美容栄養に関するコラムの監修 ・コールドプレスジュースの開発・栄養機能監修メンバーとして参加 ・関西コレクション経営のモデルスクールでの美容栄養学講師  など