メタボリックシンドローム

【まとめ】管理栄養士がボディービルダーと話をして気がついたこと

こんにちは!
管理栄養士の北村絵梨子です。

先日、初めてボディービルダーの方に栄養指導をさせていただきました。
ですが正直、私からお伝えすることは何もありませんでした…。
ボディービルダーの生活について話を聞く機会がなかなかないので、貴重な経験になりました。

今回は、お話させてもらった中で、印象に残っていることを書いていきます。

(個人にお話を聞いたので、全てのボディービルダーの方に当てはまらないこともありますが、参考程度に読んでいただければと思います。)

ボディビルダーの運動とは?

想像していた通り、筋トレをメイン(週5回実施しているとのこと)でされているということです。


そして、意外にも有酸素運動(ランニングや自転車など)はほとんどしていないことに少し驚きました。
「筋肉が減っていくような気がする」と話されていましたね。

減量期と増量期があるというのは以前に聞いたことがありました。なので、減量期には体重を減らすことにつながる有酸素運動をしていると勝手に思い込んでいました。

eriko
eriko
自分にあった運動を効率的にされていらっしゃるんですね。

ボディビルダーの食事とは?

普段の食事

もちろんですが、普段から食事は気をつけていらっしゃいます。
炭水化物は発芽玄米とオートミールがべ-ス。


ちなみに、オートミールとは、

オートミールの原材料はオーツ麦で、カラス麦、燕麦などとも呼ばれています。イネ科の植物で、冷涼な土地に生息し、原産地は中央アジアといわれています。
オーツ麦はそのままでは食べられないため、調理しやすいように加工されます。
オーツ麦の穀皮を取り除いたものをホールグローツ、そのホールグローツを引き割ったものをカットオーツといいます。カットオーツを蒸してからローラーで平たく延ばしたのがロールドオーツで、これは短時間で調理ができ、オートミールとして食されています。オーツ麦の外皮オーツブランも食物繊維やビタミンが豊富で、食用に使われます。

日本食品製造合資会社 ホームページより

とのこと。

主菜は低脂肪高タンパクな鶏肉や赤身肉、魚介類などを食べているようです。
家族とは完全に別メニュー。自分の分は自分で調理をするなど徹底されています。

飲酒

基本的にはお酒も飲まないとのことです。
ただ、増量期である冬はそこまでストイックに管理はせず、飲酒は解禁になります。
理由は、「面倒くさいから」。
ただ、週5日行っている筋トレの後は飲まないように注意されています。筋トレをしたあとにお酒を飲むと、せっかくの筋トレの効果がなくなるような気がすると話されていました。

外食

外食は適宜上手く取り入れているようです。

eriko
eriko
ストイックに食事管理をされているので、外食なんてもってのほかと考えていました…。

たまにはラーメンを食べたくなるときもあり、先月も餃子チェーン店でラーメンを食べたとのこと。


定食屋では、魚メインの定食を選びます。

居酒屋での食事をすることもあります。揚げ物などが多く、太りやすいと思われているかもしれませんが、実は選び方でなんとでもなります。サラダや刺し身、冷奴などを選べば問題ないと話されていました。

eriko
eriko
ちなみに、魚介のカルパッチョなどもおすすめですね。

ボディービルダーにかける思いとは何なのか? ~自身のコンプレックスと向き合うため~

そこまで、自分自身にストイックになれる理由は何なのか。
以前は痩せていることに対してコンプレックスがあったとのこと。減量期の体重測定は、数値を見ることが悲しいとも話されていました。


自分自身を変えたいという思いで、ここまで人を変えることができるのかと驚きを隠せませんでした。

生活習慣の改善に関しては興味が無い。自分自身を追い込んでいるうちにたまたま健康的な生活になったと話されていました。日々、どういう食事や運動をすればどう変わるのかと、自分の体を使って実験しているとのこと。
ボディビルダーは魅せる体を作るという目的もあるので、ただ食事や運動をしているのではなく、芸術性も持っていると話されていました。

まとめ ~話を聞いてみての感想~

自分の信念を持って取り組んでいる姿に脱帽でした。一歩間違えればあらゆるものを犠牲に取り組んでいる人にも見られかねませんが、ここまで自分自身のために取り組んでいる人、コンプレックス解消という思いで動いている人は初めて会いました。

管理栄養士として聞いていたのですが、指導する場、アドバイスする場であることは完全に忘れて聞き入ってしまいました。

eriko
eriko
高タンパク食になるので腎臓系の疾患には気をつけてという話はしましたが。

体作りが生活の一部であるボディービルダー。自身の思いや日々の経験を積み重ねて体で表現する方法なのだと感じました。

栄養学のセオリーとしては間違っていることもあるかもしれません。本来ならば、管理栄養士としてしっかりアドバイスをしないといけなかったのかもしれません。

ただ、個人的には貴重な話を聞くことが出来ました。
話の中で感じたこと、気づいたことを多くの人に伝えることも、管理栄養士としての役割なのではと感じます。

ABOUT ME
北村 絵梨子
約5年間勤務した弁当給食施設を退職し、現在、フリーで活動中。 様々な活動に取り組んています。 【主な実績】 ・メタボの方への栄養指導(約1000件) ・セミナー講師(特定保健指導や美容栄養に関して) ・弁当給食施設の栄養監修 ・美容栄養に関するコラムの監修 ・コールドプレスジュースの開発・栄養機能監修メンバーとして参加 ・関西コレクション経営のモデルスクールでの美容栄養学講師  など