こんにちは。
管理栄養士の北村絵梨子です。
「便秘がつらい…」
多くの女性に聞かれる悩みではないでしょうか?
実は、私も便秘に悩まされてきた人の一人。
お腹が張ってつらい経験をしたことも何度もあります。
ですが、ある食べ物に出会って、私の便秘は解消されました。
今日は、便秘解消に効果があるおやつについて書いていきます。
もくじ
便秘とは排出物が腸の中に溜まる状態のこと
便秘の定義は下記のようにされています。
便秘とは、便中の水分が乏しく硬くなる、もしくは便の通り道である腸管が狭くなり排便が困難または排便がまれな状態をいいます。
排便の回数や便の量が減少するなど、排便が順調に行われず、排出物(大便、糞)が長い時間、腸の中に溜まる状態のことをいいます。具体的には3~4日以上排便が行われない状態とされています。
便秘解消と食物繊維の関係
便秘には、食物繊維が効果があるといわれています。
食物繊維とは、人の消化酵素によって消化されない、食べ物に含まれる成分の総称です。難消化性多糖類、ダイエタリーファイバーとも呼ばれます。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分けることができ、それぞれ働きが異なります。
- 水溶性食物繊維:便を柔らかくゼリー状にする。人体に好ましくない物質の吸収を妨げ、便として排出させる効果がある
- 不溶性食物繊維:便の量を増やす。腸の蠕動運動を盛んにし、食物の残りかすなどを速やかに排出してくれる効果がある
食物繊維は、便秘に効果的な栄養素といわれていることは、理論では知っていました。仕事の中で便秘の話題に触れることもあります。
「便秘には〇〇がいい」と話をする一方、私自身も相当便秘に悩まされてきました。
ヨーグルトやバナナを毎朝食べましたが、治らず。
(あまり好きではないので、どうしても続けられなかったというのもありますが…。)
腸もみの施術も受けてみましたが、改善は見られず。
お風呂で自分でできる腸マッサージもしてみましたが、効果は現れず。
薬を飲むのは嫌なのですが、排出もできないので、トイレに30分以上こもることもしばしば…。
(お食事中の方、すいません。)
何をやっても治らない頑固な便秘に悩まされてきました。
食物繊維を豊富に含むドライいちじくが便秘解消に効果あり
便秘体質を改善してくれたものが、ドライいちじくです。
もともといちじくは好きでした。
ですが、正直食べる機会はあまりありませんでした。
デパ地下をうろうろしていた時、たまたまドライいちじくの試食をもらいました。プチプチ感にハマってしまい、近所のスーパーに行って即購入。
毎日、隙間時間に1粒ずつ食べてみました。
何日か経ち、ふっと変化に気が付きました。
あんなに頑固だったものが、毎朝決まった時間に排出することが出来るようになっていたのです。
実は、ドライいちじくには食物繊維が豊富に含まれています(100gあたり10.7g:日本食品標準成分表2015年版(七訂)より引用)。
1つあたりにしたら大した量ではありませんが、もともと好きであったのと、毎日続けることが出来たので、より効果を実感したのでしょう。
また、ドライフルーツであれば持ち運びも出来ますし、いつでも食べたい時に食べることが出来ます。
今、私のイチオシのおやつはドライいちじくです。
便秘の改善につながる、何かきっかけになるかもしれません。
便秘解消におすすめ!ドライいちじくを選ぶポイントは「砂糖不使用」
まずは、とりあえず食べてみて下さい。
スーパーなどで購入することが出来ます。
私はこのドライいちじくを愛用しています。
一口で食べられるので、小腹が空いた時に最適です。
購入のポイントとしては、砂糖不使用のものを選ぶことです。
ちなみに、上記のドライいちじくは砂糖を使用していません。

裏に書いてある食品表示をみて確認してくださいね。
参考
美容栄養学専門士資格認定講座 「ビューティーフードスペシャリストコース テキスト」第3版